検証 空気の流れは適正か?
なんとも職業柄まるだしのタイトルな感じ。
※数値は全てミリです。
我が家の薪ストーブはドブレロック500TB
炉の外観サイズは幅660×奥行375×高さ500
炉内のサイズは幅560×奥行260×高さ約250
これを導入する!と決断してから、初心者の私はとにかく炉のサイズピッタリで薪を作った。
つまりおおよその薪の大きさが500前後である。
なぜならチェーンソーの回数を減らしたいとか、大きい薪の方が火持ちが良いとかそんな考えをしていたから。
結果、前回の仙人のアドバイスでもあるように300前後が適正なんだなと猛省しているわけです。
500前後の薪のメリット・デメリット
※あくまでも500サイズの薪のみを使用した感想。
「デメリット」
・炉に入れる際に薪を平行にした状態をキープしながらでないと入らない。余裕が少なく炉壁のバーミキュライトとコツコツ接触してしまう。
・重たい。重たすぎる。(特定の広葉樹)
・乾燥不足。特に広葉樹。
・長すぎて焚付けを作り辛い。
・着火時に多くの薪を入れたいが空気の循環が悪くなりそう。
「メリット」
・良い大薪なら12時間以上燠火をキープ
・玉切り回数が少ない
・燃えたらこっちのもの。
・薪の投入頻度が減る
200℃を超えてからの500サイズはとても優秀ですが、着火から巡航運転までは非力です。追加する薪の大きさを誤るとちゃんと鎮火に近づきます。
ただ、針葉樹とミックスで使用する事でその非力さを少しは改善出来るようになってきました。
そこで実験
「空気の流れ・循環を全く無視してもしっかり燃えるのか。」
薪ブログさん(勝手につけてすみません)の表現を一部使わせていただきます。
投入の形はこちら
最下層は昨日までの灰の上に広葉樹の中薪を3本並べたベタ基礎
1階は針葉樹・広葉樹の中薪をそれぞれ1本
2階は針葉樹の焚付ロングを3本
屋根に針葉樹の焚付ショートを6本程度
煙突にドブレの着火剤を配置した設計。
ほとんど井桁には組まず同一方向に並べました。
各薪たちは仲良くべったりくっついています。
着火
着火剤には当たり前のようにすんなり点きます。
問題はすぐに起きました。
通常着火剤に点火後30秒もすれば屋根材の焚付ショートに引火するんですが60秒たっても燃え広がりを見せません。
120秒たってもあまり変わらず、着火剤の能力が薄れてきて、焦って焚付ロングを1本追加
するとどうでしょう。なんとすぐに火が回り始めました!
30分後
あとはボーボー順調に燃えていきました。
今回、空気の動き、流れについての実験でしたが、焚付材をケチったところが問題点となりました。
空気流れについて言えることは、
「ドラフトさえ機能すればどんな状態でも問題ない」
という答えが出たんじゃないかなと感じています。
無造作に薪を突っ込むことが多く、火力が弱くなったかなと感じることもありますが、本体の温度が200℃以上であればドラフトで空気の供給がしっかり行われ、新たな薪への着火も順調です。
ドラフトといえば本日はNPBのドラフト会議ですね!
岐阜県出身の根尾君
どこの球団に行くのか楽しみです。
地元球団がいいなとお祈りしていますw