検証 焚き付けはセンターが良いのか?
我が家の薪ストーブのドブレロック500TB
かわいくってレバーも一つで操作も簡単
ただ横幅はありますが、奥行きと高さがイマイチ。
特に高さ。
二次燃焼やらなんやら効率の良くなる形に設計されているので、仕方無いと思いますが奥へ行くほど極端に狭くなっています。
薪の設置方法も考えながら行わないとゴロンっと手前に転がってきてガラスに衝突。
それだけならまだ良いにして、追加薪を入れる時に扉を開ける際にちんちこちんの燠が落下してきます。
(余談ですがこの言葉は「熱い」の言い回しの最上級クラスの方言でいやらしい意味は全くありませんし、誰もが公の場で言っても問題になりません。一般でいう火傷をするほどの熱さを指します。例として真夏なんかで「車のボンネットがちんちこちんで卵焼きができそうだね」のような使い方をします。)
話を戻します。
私の場合、焚付けは上からの着火方法で行うので沢山の薪を入れようとすると、炉内の天井の狭さで最後の焚付け(屋根)が非常に入り辛いです。
私が知る薪ストーブユーザーの方で、センターで点ける方法しか見た事がありませんでした。
だいたいがセンターの上から下か。の違いですね。
それに、センターがどう考えても全体へ広がるスピードや均等に薪の燃焼が進むから効率が良いだろうと思いますからね。
ただ、我が家の機種は折角横幅があるんだからという事で、サイド着火にチャレンジしてスムーズに焚付けが行われるのかを検証しました。
まずは基礎にあたる底上げ用の針葉樹焚付けです。
次に燃焼速度向上にと思い、一階部分に中薪広葉樹1本と中薪針葉樹1本を並べます。
空気の流れの向上の為、針葉樹の枕を組み合わせながら広葉樹達を2階、屋根として突っ込みます。
先ほど述べたようにあまり手前に置くとゴロン事件が起きるので手前から奥に向かって屋根が上っていくイメージです。
また焚付けは今回、写真でいう右側に針葉樹のショート薪15〜20センチ程度空気の流れを考えながら適当に詰め込みます。
煙突の着火剤は針葉樹の隙間にねじ込みました。
ちなみに我が家の着火剤はこちら
https://store.shopping.yahoo.co.jp/metos/2070105980.html
ちょっと見間違えるとアレに見えてしまいます。
がしかし、着火剤です。
そして朝になり着火。(朝薪をセットするのがあまり好きで無いので夜仕込んでます)
着火剤に火元をつけるとあっという間に燃え広がっていきます。
このあと扉を閉めて、半開き状態にします。
するとどうでしょう。
火の勢いが上がったと思ったらいつもの「パチパチ音」が聞こえてきません。
どうしたものかと眺めていました。
困った事に火の勢いがみるみる弱くなっていきます。
結局そのまま鎮火です。
そう。まさかの着火失敗です。←着火剤を使用しての失敗なんて絶対にしないと思っていました。
1点差で9回裏ランナー1塁2死まできて絶対的守護神に交代後に初球を運ばれてサヨナラ負けを喫した感じです。
屈辱感MAXです。
検証結果
「焚き付け、火おこしの際はセンターが良い!と思う」
という答えでした。
実は別の日に同上の着火をした際に、全く問題無くスムーズに着火→巡行運転まで進むことが出来たので、今回も!!と思い撮影しながら検証を試みましたが残念な結果になりました。
ただ、今回得たものもあります。
・ドブレ リングファイヤーの燃焼時間が4分30秒程度。ただ、MAXパワーは2分を頂点に下降していく。つまり2分間が勝負。ここで焚付けなどに火が回らなかったら失敗率が大幅に上がると考えて良いでしょう。1個25円のコストが適正かはまだ不明ですが失敗もしっかり受け止めたいと思います。
問題点としては
・扉の半開き程度が問題だったかも。この懸念事項は次回の検証で試したいと思います。
・薪の組み方があまりに雑なのか?でも仙人は超が付くほど適当に空気の流れを完全に無視して「ほいっほいっ」って投げ込んで着火させていました。
鎮火したあとは焚付けをセンターに持ってきて改めて着火剤を使用して、無事巡航運転する事ができました。
寒い日が続き、朝の火おこしを毎日できる楽しさ。朝は早いですが色々勉強のために頑張りたいと思います。
次回予告
「焚き付け時の扉の開き具合で燃焼はどう変わるのか」を検証します。もちろんサイド着火です。