検証 焚き付け時の扉の開き具合で燃焼はどう変わるのか
前回の着火失敗を反省して、何がダメだったのかを検証しました。
使用するのは広葉樹小と針葉樹の焚付け
今回は少し空気の事も考慮し、井桁とまではいきませんが、針葉樹を枕にしてべったり着くのを防ぐ程度で組み上げ。
量は炉内ほぼいっぱい。
今回もサイド着火がうまく行く事を願い、空いている左側に焚付けを乱雑に入込み、着火剤を乗っけて段取り終了。
着火です。
前回の検証で2分以内にドラフト(火力)が強くなれば成功するという結果を元に、時間の経過と火の勢いに注視。
今回はどうでしょうか。
60秒で焚付けにしっかり火が回り、ドラフトが確認できました。
火の勢いに問題が無さそうなので閉めます。
ここが今回の検証すべきポイント。
90度が全開100%として、通常は炉と扉がほぼ接している状態なので5%くらい。
今回は広めで15%くらいの開きで検証です。
着火剤利用と焚付けの多めという事もあり、スムーズに炎は大きくなっていきます。
着火剤の限界値の2分を迎える前に薪への引火も始まったので通常の5%まで閉めました。
その後は薪へ完全に火が移って薪が黒くなってきたのを見計らい開閉率0%、操作レバー全開
とても心地よく火起こしをする事が出来ました。
およそ50〜60分でこの熾です。
達成感がありますね。
検証の結果としては
「炉に優しく」
という事かなと思います。
要は女の子を扱う様に、優しくする事が重要だという事です。
強引に行けば(横着すれば)、相手(薪ストーブ)は心地よく有りません(上手く燃焼しません)。
ストーブが心地良くなる為に、やはり空気の事とかを考えてやらないといけないなと痛感しました。
強引が功をそうする場合もありますが、正直続きませんし、達成感というかヤケクソ感がハンパないですね。
空気量、空気の通り道、薪の大きさ、乾燥状態、予め炉内に入れる量、着火までのスピードも含めて、炎を育てるのにとても重要だと感じました。まだまだ大事な事はたくさんありそうですが。
少し丁寧に扱おうと思います。
本格的にシーズンインする前に、まだまだやる事がありそうなので、どうやったら快適に過ごせるか色々な方のブログなどを含めて勉強したいと思います。
上手くいくかまだ分かりませんが先日、着火用の松ぼっくりを集めてきました。
着火に使えたら良いなと思います。